人が亡くなりますと、必ず必要になってくるのがお墓であり、墓地の購入と共に、その自分所有の墓地に建てる、墓石が必要になってきます。昔は、今のように海外からの、石の存在すら無かった時代であり、全部国産の石が使用され、その地区の石屋さんの手で作られ、お墓に納められました。一昔の頃であっても、一基建てた上に、その土地である一聖地の区画に、余地があり、そこに墓誌を建てるために設置して、それでも１００万円丁度といった実例もあります。
墓石に関しても、値段と言えば、ピンからキリまで開きがあるもので、国産ですら、その石の材質や種類によって、価格はさまざまとなります。国産でも、墓相に則った作り方で、特別に誂た場合であれば、五輪塔一基分の価格が、１６０万という価格になってしまいます。それでも家によっては、五輪塔の場合、建てる墓石の大小があり、小でこの価格ということは、大ではもっと値高いものとなっています。五輪塔も宗派によって、建てるところと建てないところがあり、一概に言えるものではありません。ご先祖様が亡くなっても、５０年位すれば、既に、年忌の法要も無くなってしまうので、こういった人達をまとめて、霊を祭るものとしています。