葬儀は、今までに身内を含め数え切れないほど経験があります。どれも、皆だいたい似たような流れですに、特に葬儀の種類など意識したことはありませんでした。
でも、去年はちょっと風変わりな葬儀がありました。
従姉妹の告別式にでました。
彼女は、婿をとっていましたので、生家の方のお墓に入ることになり、葬儀もそこのお坊さんが来ていました。
それは、いつも出ている親戚のほとんどの葬儀と同じでした。
変わっていたのは、祭壇等の見た目でした。
受付風景からして、変わっていました。
よく、故人の写真が１枚飾ってあるのは見ることがあります。
それが、その葬儀では人気歌手とのツーショット写真でした。しかも５枚くらいありました。
彼女は、長年病気だったのを知っていたので、尚更その写真に驚きました。
とうてい病気とは思えない満面の笑みで、顔もふっくらして見えました。
その写真には、驚きましたけど特に葬儀がどうのとは思いませんでした。
思ったのは、最後のお別れの時に、その歌手の歌が流れた時です。
こういう種類の葬儀こそ、理想的だと思いました。
自分もその歌手が、特に歌声が好きなせいもあり、もの凄く感動しました。
今でも、その光景が焼きついています。